ゆーすふるまっくす〜暮らしに役に立つ豆知識〜

明日から役に立つ豆知識集をお届けします。

熊に死んだふりは効果あるの?驚きの事実と出会ったときの対処法

   

熊

ここ最近、熊に襲われるニュースをよく見かけます。山の奥深くではなく人里に近い場所でも頻繁に熊被害が発生するようになっています。

都心部に住んでいるかたであれば、普段の生活の中で熊に出会うことはないでしょうが、キャンプやバーベキューといったイベントや山菜取りに山に行く機会もあります。

そうそう熊に出会うようなことなどないと思っていたところで遭遇する確率は0ではありません。昔から言われている「死んだふり」で熊から身を守れるでしょうか?戦って勝てるものでもありませんので、熊対策を十分にしておくことが必要です。

 

スポンサーリンク

 

 

クマについて

日本にいるクマの種類をご存知でしょうか?日本にはヒグマ(エゾヒグマ)とツキノワグマの2種類が生息しています。ヒグマの生息地は北海道のみですが、ツキノワグマは、本州と四国の大部分に生息しています。九州では絶滅したと言われています。

生息地帯の分布をみると日本の国土のほぼ50%近くにわたりクマが生息していることになります。

世界中に熊の種類は8種類おりホッキョクグマが最大種となります。ホッキョクグマは体長200~250cm、体重300~800KGもの大型の動物です。次いで大きい種がヒグマです。大型のヒグマとなるとホッキョクグマとほぼ同一の大きさにもなります。ジャイアントパンダもDNA鑑定によりクマ科に扱われています。

クマの特徴としては雑食性であり嗅覚が優れていること、25年から40年ほどの寿命があることがあげられます。

雑食性のクマの食べ物の主食は植物です。新芽や若葉、どんぐり等を食べて栄養を蓄えています。イチゴなどの果物もクマの食べ物です。アリやハチといった昆虫もクマの大切なエネルギー源となります。

雑食性であるクマですが、種類によりその嗜好性に違いがあます。特にホッキョクグマやヒグマは動物食傾向が強いため、木彫りのクマでおなじみのようにサケをエサにしています。エサになると認識されてしまうと人間も含め動物が標的になります。

お腹がへってしまえば食べられるものはなんでも食べてしまうと認識しておいてください。

 

また、熊の人的被害が増加している理由には下記の点があげられます。

・過疎化により人間と熊の境界線上であった農村部の地域が減り熊の行動範囲となった結果、熊の生息地と街が近くなった。

・針葉樹の植樹により熊の食料となる広葉樹の木の実が減少した。

・人間のアウトドアを含めて活動地域が広がり、エサとなる食べ残し等に引き寄せられた。

・狩猟人口の減少。

ほかにもさまざまな原因がありますが、結局は人間の都合であることを忘れないでください。熊の人的被害が目立つようになりましたが、熊の総数自体は減少傾向にあります。

 

スポンサーリンク

 

死んだふりは有効なのか?

 

クマさんが悪いわけではないので、出会わないようにするのが一番ですがその前に昔から言われている「死んだふり」について考えてみましょう。

実際には大変馬鹿げている考え方です。命にかかわることですので「死んだふり」はしないでください。

雑食性の熊はお腹が減っていて食べられるものがあればなんでも食べます。死んだふりをしていてもその嗅覚で腐敗しているかどうか判断ができます。

「死んだふり」が「ふり」ではなくなってしまいますので、決してそのような対処法はしないでください。

夜中に熊がキャンプをしているテントに入り込んだときに寝ている人が被害を受けずに助かったという話から広がった都市伝説のようです。

 

熊への対処法

 

熊

 

 

熊と出会わないように十分に対策を

熊にかぎらず野生動物は警戒心が強い生き物です。熊の本質は比較的臆病ですので、熊が出没するような可能性がある場所に近づくときは「ベル」が有効です。

手をたたきながら行動をしたり、歌を歌うのもよいです。あなたが近寄っていることを熊に知らせて遠くにいくように促すことが必要です。互いに出会わなければ結果的にも一番の良い方法です。

あまりにも騒音レベルになると周囲の人たちの迷惑にもなりますので、周囲の環境にあわせて音を出すようにしてください。

熊用のスプレーが市販されていますが、「熊除け」ではなく「熊撃退」のスプレーです。万が一のときのために携帯されることも望ましいですが、風向きによっては使用方法が難しく、最悪熊を怒らせるだけになる場合もありますので、使用には注意してください。

極端ですが、「熊出没注意」の看板があれば立ち入るのをやめてください。命のほうが大事です。

 

熊と遭遇してしまったときの対処方法

1.熊と距離がある場所で熊を見つけたらそのまま後ずさりしてゆっくりと来た道へと戻ってください。そのまま人がたくさんいるところまで引き返してください。

2.近距離で遭遇した場合は慌てずにまず動きを止めてください。決して背中を見せずにゆっくり後退しましょう。話かけるように落ち着いた声で音をゆっくりと出してください。熊が向かってきて避けられない状態であれば大声で威嚇するのも必要になりますが、近づいてこない状態での威嚇は熊を怒らせる可能性もありますので中止してください。

撃退スプレーや棒等の撃退するための道具を持っているからと言って、自分から近づくことは避けてください。元来臆病な熊ですが、子育て最中の子連れ熊であればあなたの威嚇によっては子を守るために過剰に攻撃態勢になる恐れもあります。

熊と遭遇した場合は慌てずにゆっくりと立ち去る、そもそも熊と出会わないように準備しておく、熊が出没した場所には近づかない、それぞれがお互いの幸せのためになります。

スポンサーリンク