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羽毛布団を洗濯したい!簡単な洗い方まとめ

   

羽毛布団洗濯

羽毛布団の洗濯やクリーニングをしていますか?羽毛布団は洗濯できないと思い込んでいないでしょうか。

実際、いざ洗濯といってもなかなか大変な作業になりますが、購入してから何年も洗濯していない羽毛布団を使用するのは衛生面でも気持ちの問題でも嫌なものです。

正しい洗濯の仕方を覚えれば羽毛布団は洗えます。購入後何シーズンもそのまま使用して使い心地が悪くなってしまった羽毛布団も購入時のふかふか感が戻る可能性もあります。羽毛布団の洗濯方法です。

 

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羽毛布団ってなに?

 

そもそも羽毛布団というものがどういったものであるか知っていますか?

羽毛布団にはとても軽くて暖かいイメージがあります。高額商品として押し売りされているマイナスイメージもあるかと思います。これは羽毛布団の原材料についてわたしたちが知識をもっていないことにもよります。

羽毛布団とは水鳥の羽毛(ダウンボール)と羽根(スモールフェザー)を中身とした布団です。水鳥の中でもグース(がちょう)とダック(あひる)の胸羽を使用したものです。

布団の中身の羽毛の割合が50%以上であれば「羽毛布団」と表記ができ、羽根の割合が多ければ「羽根布団」です。

50%以上で「羽毛布団」と表記ができてしまうのですが、実際のところ「高級羽毛布団」として販売する商品は羽毛の割合が90%以上の上質なものです。

羽毛の割合が60%ほどなのに「高級羽毛布団」という宣伝文句は若干疑わしいので注意してください。

また羽根の割合が多く「高級羽根布団」といった表記の商品があります。間違ってはいませんが、こういったものは「羽毛布団」ではありません。まぎらわしいので混同しないようにしてください。

 

羽毛(ダウンボール)と羽根(スモールフェザー)

 

羽毛が入っているからこそ羽毛布団は軽くて暖かいのです。

羽毛はダウンボールというだけあった中心の丸い繊維の塊から放射状に毛が伸びています。羽根と違い芯がないため軽く柔らかいのです。

スモールフェザーは羽根といっても羽ペンで使用するようなイメージではなく、すごく小さな柔らかい羽根です。羽根である以上芯があります。

羽毛布団の値段の上下はこの羽毛をどの水鳥から採取してあるかによります。長期間飼育したグースが上級の扱いです。興味をもたれたかたはネットで調べてみても面白いですよ。

 

羽毛布団の洗濯方法

 

本題の羽毛布団の洗濯方法ですが下記注意を確認してください。

※洗濯表示が「水洗い不可」であればご自分での洗濯はあきらめてください。

※側生地がシルクやレーヨンである場合は水洗いできません。

※基本的にないとは思いますがキルティング加工がされていないものは洗濯しないでください。(布団が碁盤状に細かく区切られている加工です。中身が偏らないようになっています)

※すでに中身が飛び出してしまっているようなダメージのある羽毛布団ではダメージが広がります。

実際に洗濯する前に必ず2日間は晴天が続く日を選んでください。羽毛布団の洗濯の中で一番気にしなければいけないことは乾燥の過程です。完全に乾燥させるには48時間は必要だと思ってください。

 

1.水洗いと脱水

※家の洗濯機で洗ってみる。

布団用洗濯ネットをご用意ください。羽毛布団は空気をふんだんに内包していますので、羽毛布団を縦に三つ折りし端からきつく丸めるように巻いてください。その状態で布団用洗濯ネットに入ればOKです。

上記の状態でご家庭の洗濯機に入らないようでしたらコインランドリーでの洗濯かお風呂場での洗濯となります。その後洗濯となりますが、布団用コースがあればそちらのコースを使用してください。

※使用する洗剤は洗濯用中性洗剤を使ってください。弱アルカリ性の洗剤を使用すると汗や汚れも落ちますが、羽毛自体の油脂まで除去されてしまいます。

上記と同じ理由でお湯ではなく水を使用してください。ダメージを与えないために脱水時間は5分以内がよいです。

 

※お風呂場で洗う。

洗濯機の容量の関係や、洗濯機からのダメージが怖い場合はお風呂の浴槽を使用してください。水を15cmほど浴槽にため、洗濯用中性洗剤で素足の足踏みをして洗います。

すすぎに関しては水の汚れがなくなるまで複数回水を入れ替えて念入りにおこなってください。脱水も同様に足踏みか洗濯機で5分以内を目安に脱水してください。

 

※コインランドリーを使用する。

大型の洗濯機が設置してあるコインランドリーでももちろん洗濯可能です。しかし洗濯水が羽毛布団に十分に染み込まずに表面で弾かれて羽毛布団が浮いている状態になる可能性もありますので、事前に水に濡らして重くしておく等の工夫が必要です。やはり布団用ネットにいれるのがおすすめです。

 

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2.乾燥

※お家で自然乾燥。

洗濯・脱水が完了した後は、一番気を使わなければならない乾燥です。ダウンボールどうしが水に濡れたことにより小さくなり互いにくっついている状態です。

物干しざお一本で干すことはやめてください。十分な乾燥が出来ませんし、羽毛が偏る原因になります。最低でも布団がM字形になるような干し方をしてください。

直射日光にあてるのは避け、陰干しが望ましいです。もしくは干した羽毛布団の上にシーツのような当て布で覆うことで日光からのダメージを抑えられます。

2時間毎を目安に布団を裏返して全体が均一に乾燥するようにしてください。またその際に全体をやさしく手で叩き、ダウンボールがそれぞれほぐれるような処置をしてください。

表面が乾いていても中身が湿っている可能性もあります。その状態ではカビが発生するかもしれませんので、乾燥作業は必ず2日はみてください。

 

※コインランドリーの乾燥機を使う。

コインランドリーの乾燥機を使用するのが便利です。羽毛へのダメージが気になるのであれば自然乾燥ですが、コインランドリーにある大型の乾燥機であれば全体的に乾燥ができます。乾燥機を使用する際は洗濯用ネットから出してくださいね。30~40分ほどの乾燥時間になります。

また中身の偏りを防ぐために途中で開けられる乾燥機であれば、適度にひっくり返してください。もしくはテニスボールを2~3個ほど乾燥機に同時に入れることでボールが羽毛を勝手にほぐしてくれるのでおすすめです。

仕上げは1日ほどお部屋で陰干しをしてください。

 

羽毛布団の洗濯方法をまとめると・・・

 

洗濯禁止の表記がなければ洗えます。

・洗濯の際は必ずネットに入れ、洗濯用中性洗剤で。

・脱水時間は5分以内。

・コインランドリーの大型乾燥機で羽毛がほぐれるように乾燥させる。

・洗濯をするときは連続して天気がよい日を選ぶ。

羽毛布団にかぎらずどのような衣類でも洗濯によるダメージは多少なりとも発生しますので、数十万もするような高級羽毛布団であればまずクリーニング店に相談されることをおすすめします。

仮にドライクリーニングをおすすめされた場合、ドライクリーニングは油性の汚れ落としに適していますが、汗などの水溶性の汚れには適しませんので、羽毛布団のクリーニング方法としては×ですので覚えておいてください。

高級な羽毛布団ですが何年も使いっぱなしよりは、1シーズンに一回は洗濯をされたほうがトータル的なダメージも少ないと思います。

乾燥の手順に特に注意して羽毛布団の洗濯にチャレンジしてみてください。

 

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