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イシクラゲ退治には酢が一番!食べるのも駆除も酢がオススメ

      2016/07/05

出典 7gatu.miyagi-web.net

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イシクラゲと言われても、何それ?と聞き返す人が多いかもしれません。でも、雨上がりなどに道ばたや庭先で見かける粘着質のワカメのようなやつ、と言えばピンと来る人もいるでしょう。

知らない間に庭先にはびこってしまい、放っておくとどんどん増えて困ったという人も多いはず。見た目も決して気持ちよいものではないですからね。

そこで、どうすればイシクラゲをキレイに駆除できるか調べてみました。

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イシクラゲの正体

そもそも、イシクラゲとは何でしょう。正体がわからないと気持ち悪いですよね。

実はこれ、藻の一種なんです。正確にはネンジュモ(念珠藻)属に属する陸棲藍藻の一種で、日本のみならず世界各地の裸地で繁殖します。日本でも北海道から九州にわたる広い範囲で分布しています。

藻といえば水の中で揺れ動いているイメージですが、イシクラゲは陸地で生育するごくありふれた藻なのです。地面で暮らすワカメと言っても間違いじゃないわけですね。

普段はクチャクチャと小さく乾燥して雑草の間などにころがっていますが、雨上がりや水に濡れたりすると、まわりに付着している微生物がヌルヌル成分を出して膨らむことでワカメのような姿に変身する、というわけです。

ということは、もしかして…食べられる?

そうなんです。イシクラゲは食べられるんです。毒性はありません。実際、日本では古来、酢の物などにして食べてきた歴史があります。

さすがに、道端で繁殖しているイシクラゲを採ってきてそのまま口に入れるのは勇気がいりますが、きれいに洗って煮沸などの処置を施し雑菌を取り除けば十分食用となります。

正体は陸のワカメ。そう思うと一見グロテスクな外観にも少しだけ親近感がわいてきます。とはいえ、鑑賞に堪えるものではありません。しかも間違って踏んだりでもしたら思いっきり滑って転びます。ですのできちんと駆除しておく必要がありそうですね。

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イシクラゲを駆除する方法

イシクラゲはアルカリ性の土壌を好むため、除草の目的で使う石灰(アルカリ性)を撒いたりすると却って逆効果です。

結論からいうと、一番手っ取り早く除去する方法は酢をかけることです。土壌をイシクラゲが嫌いな酸性にするわけです。

酢は、醸造酢などの安価なもので十分です。少しもったいないような気もしますが、水で薄めたりせずに原液のままスプレーなどでイシクラゲに直接噴霧します。何日かたつと変色し始め、最後は枯れてしまいます。

酢を吹き付けるタイミングは、イシクラゲが濡れてヌルヌルしているときを選びます。イシクラゲは、乾燥すると遺伝子拡散のスイッチが入るため、胞子を飛ばそうと躍起になります。乾燥している場合は、先に水を撒きイシクラゲを油断させておいてから酢を噴霧するようにしましょう。

とはいえ、イシクラゲの生命力は侮れません。乾燥したまま何十年もたったものでも水分さえ与えれば平気で復活する生き物です。薄めた酢をチョロチョロ撒く程度ではダメです。十分な量をしっかり散布しておかないと、一時的に変色してもやがて再生・繁殖し始める場合があるのです。

また、広範囲にわたって生育している場合は大量の酢を撒く必要があり、コスト的にもばかになりません。その場合は、家庭菜園用の酢(木酢液・竹酢液など)や「キレダー」などのコケ類用除草剤を使うとよいでしょう。

いずれにしても、イシクラゲをキレイに除去するためには、一定の時間をかけて根気よく取り組まなければいけません。あまり大きな群生ができないうちに、しっかりキレイに取り除きたいものです。

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