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小学生低学年の読書感想文の上手な書き方!大人の手助けは必要?

      2016/07/05

 

低学年読書感想文

読書感想文の本の選び方から感想文の書き方まで。あなたやお子さんの悩みの種になってしまいがちな読書感想文を楽しく、面白く、興味深い文章にするためには?2016年課題図書本の選び方も含めて上手な書き方とは?たかが読書感想文と思っていませんか?読書感想文「作文力」は将来必要となる論文・小論文作成のためにも身に着けておくべきスキルです!お子さんのスキルアップに役立ててください。

 

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そもそも読書感想文の提出とは?

 

全国学校図書館協議会が主催する読書感想文全国コンクール

 

こどもたちの「自ら学ぶ力」をはぐくむ活動を行っている公益社団法人全国学校図書館協議会(Japan School Library Association 略称=全国SLA)が、満20歳までを対象とした読書感想文のコンクールを毎年行っています。

正式な名称は「青少年読書感想文全国コンクール」といい、2016年で第62回目となります。通常であれば学校単位でとりまとめをおこない、地方審査を経て中央審査会での審査があります。全国審査の入選者は毎年2月ごろに東京での表彰式に招待されます。

小学生のころに夏休みの宿題の一つとしてがんばって書き上げた思い出がありますよね?実は担任の先生が最初の審査員とした全国コンクールに参加していることになっていたのです。

お子さんの在籍校によって指定原稿用紙や提出方法がことなりますので、担任の先生が指定する方法での提出、期限となります。低学年は800文字以内の制限があります。

ほかにも学校単位で出版社がおこなう読書コンクールに参加している場合もありますが、宿題として読書感想文の提出をしなければいけないという認識が一番多いですね。ここでの読書感想文については全国SLAが主催する「読書感想文全国コンクール」についてふれていきます。

 

読書感想文の課題図書と自由図書

 

読書感想文を書くうえで迷ってしまうのが、どの本を読めばいいのかです。

「自由図書」は文字通りに自由に本を選ぶため選択の幅が広がりますが、年齢に適した本であるかどうかは難しい判断となります。メリットとしては手持ちの本や図書館で借りることができるので自分のレベルに合った興味がある本を使用して感想文を書くことができます。

「課題図書」は学年・年齢別に5部門に分けられたなかで、各部門3~4冊ほど指定された本です。小学生低学年の課題図書は下記に記載してある4冊です。お持ちでなければ購入等する必要がありますが、年齢に適した高いクォリティの本であることに間違いありません。

実際の感想文を書くときは、本の内容を理解しているのかがポイントとなるので、年齢に合わない難しそうな本で背伸びをするよりも作者の意図が理解できるレベルの本を読むことが肝心です。あなたのお子さんに適したレベルの判断が難しいのであれば、「課題図書」をおすすめいたします。

読書感想文全国コンクールについては、「課題図書」、「自由図書」でそれぞれ別部門扱いとなります。本を読むことにデメリットはありませんで、両方の分野で書いてみてもよいでしょう。

 

 

2016年小学生低学年(小学1年生~2年生)課題図書の4冊

 

◇ボタンちゃん 著:小川洋子・絵:岡田千晶 絵本 出版社:PHP研究所

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/13471659/

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/13471659/

 

 

◇ひみつのきもちぎんこう 著:藤本美郷 出版社:金の星社

ひみつのきもちぎんこう

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/13363122/

 

 

◇みずたまのたび さく:アンヌ・クロザ やく:こだましおり 出版社:西村書店

みずたまのたび

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/13118564/

 

◇アリとくらすむし 写真・文:島田たく 出版社:ポプラ社

アリとくらすむし

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/13158958/

 

上記の4冊が小学生低学年の課題図書となります。小学1~2年生であれば読め・理解できるレベルの本ですが、難しく感じるようであればいっしょに読み聞かせても問題ありません。内容を理解でき、どのように感じたかが一番重要なポイントです。

 

大人の手助けは必要なのか?

 

 

結論からすると必要です!もちろんお子さんが日常的にクオリティの高い作文を書き上げているのであれば必要はありませんが、小学1年生では宿題の日記を書いているのが通常です。

小学1年生の日記であれば「今日○○さんと△△をしてあそんだ。とてもたのしかったので、またあそびたいです」といった文章の書き方になっていませんか?

日記ですから上記の表現で可と思われていても、読書感想文を書こうとすると「○○という本を読んだ。△△が××をして、おもしろかった。ぼくも□□したいと思いました」という文章になってしまいます。

感想文ですので、こういった表現ではダメ!ということではないですが、これではお子さんの成長するチャンスを見逃しています。多くのお子さんが例にあげた普段の日記の書き方に囚われています。文章を作成する際に「こうでなきゃいけない」と思い込んでいます。

文章は自由です。もっと違った表現方法で書いてもいいんだよ!とアドバイスをすることは必要なことです。成長期の発想力を広げるためにも、ほかにどのような書き方があるのかを教えてあげましょう。

大人でも読書感想文は苦手なものです。苦手なものを教えることは大変です。読書感想文の上手な書き方のポイントを押さえてお子さんの可能性を伸ばしてください。

できることであれば、いっしょに本を読んでください。付箋紙を使用してお子さんが面白い・不思議・はらはらした・知らなかった・感心した・感動したページの場面をチェックしていくといいでしょう。

 

 読書感想文の上手な書き方

 

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印象を受けた場面をリストアップする!

 

前項でも述べておりますが、本を読みながら感情を動かされた場面をチェックしておきましょう。付箋紙を張り付けておいたり、場面をメモ書きしておくのもいいでしょう。

リストアップすることで読書感想文を書くときに、ネタを絞ることができます。

 

書き出しは大胆に!「です」「ます」で終わらせなくてもいいんです!

 

一番感情を動かされた場面から書き始めましょう。最初からクライマックスです。毎回「○○です」、「○○だと思いました」で文章を終える必要もありません。

・おじいさんがとびらをあけるとそこにはあのときに、たすけたツルがいた。見られてはいけないツルは、とんでいってしまった。やくそくをやぶってしまった自分をとてもかなしく思ったのだろう。

 

印象深いエピソードを今の自分の環境に置き換えて!!

 

普段の生活では感情をあらわにすることはなかなかありません。人目をはばからず笑ったり泣いたり怒ったり。読書感想文では感情をそのまま表現しましょう。大げさな表現でかまいません。

・ぼくがおともだちとのやくそくをやぶって、してはいけないことをしてしまったとき、ぼくもかなしくなるが、おもともだちもかなしい思いをしちゃう。こうえんであそぶやくそくをした、おともだちがずっとぼくをまっていてくれていると思うと、ぼくのほんのすこしのいきたくないやと思った気もちのせいで、ふたりともかなしくなってしまう。

 

細かいあらすじの説明は不必要!!

 

感想文の序盤で一番印象に残った場面について書いた後に、ほかの場面のエピソードの感想を大まかなあらすじを絡めながら書いていきましょう。否定的な意見は好ましくありませんが、自分が思ったこと肯定的な意見を書いてください。

・おじいさんがツルをたすけたことで、ツルにおれいをしてもらうところをよんで、いいことをするといいことがかえってくるんだと思った。わるいことをしていたなら、ツルがおんがえしにきてくれなくて、すこしだったけれども、いっしょにたのしくくらせたこともなかったんだろう。

 

最後に本を読んだことでこれからの生活にどんな影響を受けたのか!

 

読書感想文の最後にはその本を読んだことにより自分にどんな変化が生まれるのかを書いてみましょう。単純に「本がおもしろかった」ではなく、「その本が自分になにを与えてくれたのか」を考えてみましょう。

・ほんのすこしのまちがいが、しあわせなことをうばってしまうこともある。とりかえしがつかないことになってしまう前に、やくそしたことの大せつさをもっとかんがえたいと思いました。

「鶴の恩返し」で感想文です。小学生低学年が使用しない表現も入っていますが、読書感想文の構成としてこのような書き方があることをお子さんに教えてください。

読書感想文はその本の内容説明をするものではなく、感想を作文することです。お子さんと書き方を話し合うことで、お子さんなりの言葉の表現がでてきます。お子さんの作文ですので、無理やり大人びた表現をする必要はありません。

感想文部分のみで600文字相当となっています。小学生低学年の読書感想文は800文字以下ですので、中盤のエピソード紹介を一つ増やすことでちょうどよい文字数になります。

印象に残った個所をリストアップすることにより、なにを書けばいいか自然と決まってきます。きっと原稿用紙が足りなくなるほどになりますので、書き出し部分に一番の印象場面を書くことで中盤の文字数の調整が可能になります。

読書感想文の上手な書き方は構成のしかたを知っているかどうかです。苦手意識をお持ちでも、心に残ったことをリストアップし、ひとつひとつを消化していくことで簡単に上手に書くことができます。

お子さんには「ほかの言いかたはない?」、「自分ならどう思う?」といった問いかけをして、より良い表現を導きだしてあげてください。最後に書きあがった感想文を読んでたくさんほめてあげることがなによりも大切です。

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